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カップからグラムへ:小麦粉・砂糖・バターの換算表
小麦粉、砂糖、バターなどのカップとグラムの換算表をUSDAのデータで紹介。米国・メートル法・日本のカップの違いと、はかりがないときの正しい計量方法も解説します。

カップは体積、グラムは重さを表すので、どの食材にも当てはまる1つの数字はありません。米国のレシピでは、USDA FoodData Centralによると、中力粉に近いオールパーパスフラワー1カップは約125 g、グラニュー糖1カップは200 g、バター1カップは227 gです。まずレシピが「どこの国のカップ」かを確かめ、それから重さをはかりましょう。
私たちはiPhone向けのレシピ管理アプリPlateを作っています。Plateは、リンク、料理動画、料理の写真、紙のレシピカードを、文章のレシピにします。このガイドでは、カップによって量が違う理由、グラム数の換算表、はかりがないときの計量方法を紹介します。
1カップは何グラム?
カップの体積は決まっていますが、重さは食材と、入れ方によって変わります。小麦粉は空気を含んで軽く、砂糖はそれより密で、はちみつはさらに重くなります。米国政府の食品成分データベースであるUSDA FoodData Centralでは、米国の1カップあたり、オールパーパスフラワーは125 g、グラニュー糖は200 g、バターは227 g、全乳は244 g、はちみつは339 gとされています。水は1カップで237 gです。水1 mLが約1 gだからです。このため、すべての食材に使える「1カップのグラム数」は存在しません。さらにカップ自体も国によって違い、米国は約237 mL、オーストラリアは250 mL、日本は200 mLです。重さを決めるのは、食材と、レシピがどこの国のカップを使っているかの2つです。両方を合わせれば、下の表の数字はお菓子作りにそのまま使えます。
なぜカップとグラムの換算表は、表によって数字が違うの?
カップの大きさ、入れ方、食材がそれぞれ違うからです。米国国立標準技術研究所(NIST)はMetric Kitchen: Culinary Measurement Tipsで、小さじやカップのような「慣習的な」計量単位は「国によって意味が違う」と注意しています。
- カップ。 メートル法の表は250 mL、日本の表は200 mL、米国の表は約237 mLを使います。
- 入れ方。 USDAは、ブラウンシュガー1カップを、ふんわり入れると145 g、押し込むと220 gとしています。粉砂糖は、ふるわないと120 g、ふるうと100 gです。
- 食材。 強力粉は1カップ137 g、オールパーパスフラワーは125 g、全粒粉は120 gです。
米国、英国、オーストラリア、日本のカップの大きさは?
米国のカップは約237 mL、オーストラリアのメートル法カップは250 mL、日本のカップは200 mLです。米国の栄養成分表示では、カップを240 mLに丸めます。英国のレシピはほとんどがグラム表記なので、カップと書かれていたら、グラム数が併記されていないか探してください。
| 計量カップ | 容量 | 出会う場面 |
|---|---|---|
| 米国のカップ(慣用単位) | 236.6 mL(8米液量オンス) | 米国のレシピ |
| 米国の栄養成分表示のカップ | 240 mL | 米国の食品表示 |
| メートル法のカップ | 250 mL | オーストラリアのレシピ |
| 日本の計量カップ | 200 mL | 日本のレシピ |
| 米の計量カップ(1合) | 180 mL | 炊飯器 |
NISTのHandbook 44, Appendix Cは、カップを8液量オンス(1液量オンス29.573 mL)、つまり正確には236.6 mLと定めています。米国食品医薬品局(FDA)の規則21 CFR 101.9は、「栄養成分表示のために」カップを240 mLとしています。これは栄養成分表示の読み方で出会うカップです。南オーストラリア州政府のCounting Carbohydrates fact sheetは、1カップを250 mLとしています。日本の国立健康・栄養研究所は重量の目安表で200 mLのカップを使っており、広島市の資料は米1合を180 mL、約150 gとしています。
数mLの違いは重要でしょうか。メートル法のカップは米国のカップより約6%大きく、NISTは、メートル法のカップは米国のカップと「たいていは置き換えて使える」と述べています。日本のカップは約15%小さいので、ケーキでは無視できない差です。
お菓子作りの材料別、カップからグラムへの換算表
この重さは、USDAのSR Legacyデータにもとづく、米国の1カップあたりの数字です。分数のカップは割り算して1 g単位に四捨五入していますが、バターだけは、USDAが1本(半カップ)を113 gとしている数字を使っています。
| 材料 | 1カップ | ½カップ | ⅓カップ | ¼カップ |
|---|---|---|---|---|
| オールパーパスフラワー | 125 g | 63 g | 42 g | 31 g |
| 強力粉 | 137 g | 69 g | 46 g | 34 g |
| 全粒粉 | 120 g | 60 g | 40 g | 30 g |
| グラニュー糖 | 200 g | 100 g | 67 g | 50 g |
| ブラウンシュガー(押し込む) | 220 g | 110 g | 73 g | 55 g |
| 粉砂糖(ふるわない) | 120 g | 60 g | 40 g | 30 g |
| バター | 227 g | 113 g | 76 g | 57 g |
| ココアパウダー(無糖) | 86 g | 43 g | 29 g | 22 g |
| オートミール(レギュラーまたはクイック、乾燥) | 81 g | 41 g | 27 g | 20 g |
| 長粒種の白米(生) | 185 g | 93 g | 62 g | 46 g |
| コーンスターチ | 128 g | 64 g | 43 g | 32 g |
| セミスイートのチョコチップ | 168 g | 84 g | 56 g | 42 g |
| はちみつ | 339 g | 170 g | 113 g | 85 g |
| 全乳 | 244 g | 122 g | 81 g | 61 g |
| キャノーラ油 | 218 g | 109 g | 73 g | 55 g |
| 水 | 237 g | 119 g | 79 g | 59 g |
250 mLのメートル法のカップなら、約1.06をかけます。200 mLの日本のカップなら、約0.85をかけます。下のパンケーキのカードでは、オールパーパスフラワー1¼カップは約156 g、牛乳1カップは244 g、溶かしバター大さじ2は約28 gになります。

大さじ・小さじはどうグラムに換算する?
その食材の、スプーン1杯あたりの重さを使い、スプーンの大きさも確認します。米国と日本の大さじは15 mL、小さじは5 mLですが、南オーストラリア州の資料では、大さじは20 mLとされています。USDAによるスプーン1杯の重さは次のとおりです。
- 食卓塩: 小さじ1で6 g、大さじ1で18 g
- ベーキングパウダー、重曹: 小さじ1で4.6 g
- グラニュー糖: 小さじ1で4.2 g
- バター: 大さじ1で14.2 g
- はちみつ: 大さじ1で21 g
オーストラリアの大さじは、小さじ3杯分ではなく4杯分です。オーストラリアのレシピの「大さじ1」のベーキングパウダーを15 mLのスプーンではかると、本来の4分の3しか入りません。膨張剤や塩は、5 mLの小さじ4杯ではかってください。日本のレシピは、大さじ(15 mL)と小さじ(5 mL)で、米国のスプーンと同じです。
はかりがないとき、カップで正しくはかるには?
NISTは、キッチンスケールで重さをはかることを「レシピの正確さを高めるためのベストプラクティス」としています。はかりがないときは、レシピを書いた人が入れた方法に合わせてはかります。
- 粉類には粉用のカップ、液体には液体用のカップを使います。 NISTは、この取り違えをよくある誤差の原因としています。
- 小麦粉はスプーンでカップに入れ、すり切ります。 NISTは、粉類は「余分をすり切る」よう述べています。袋からすくうと、多く入ってしまいます。
- ブラウンシュガーは、レシピに「押し込む」とあるときだけ押し込みます。 220 gと、ふんわりの145 gの差です。
- ふるうのは、レシピにあるときだけです。 粉砂糖は、1カップが120 gから100 gに減ります。
- 液体は目の高さで読みます。 カップは平らな場所に置いてください。
- レシピの国に合ったカップを使います。
はかりはあるのに、レシピがカップ表記のときのNISTのコツは、一度、昔ながらの計量道具ではかり、「その結果をグラムではかる」ことです。そして、そのグラム数を書き留めておきます。

カップからグラムへの換算がいちばん大切なのはどんなとき?
小さな誤差が仕上がりを左右するときです。
- お菓子作り。 小麦粉、砂糖、油脂、膨張剤は比率で働くので、多めに入った1カップの小麦粉は全体のバランスを崩します。
- 海外のレシピ。 その国のカップとスプーンが必要で、オーブン温度の換算も必要になるかもしれません。
- 家族のレシピカード。 手書きのレシピを残すときは、1行ずつ一度はかっておきます。
- 動画のレシピ。 料理動画から作った文章のレシピには、どこの国のカップかを言わずに「1カップ」とだけあることがあります。
- 分量の変更。 レシピの分量を増やす・減らすときは、グラムなら計算がすっきりします。
- カロリー。 栄養データは1グラムあたりなので、レシピのカロリーを計算するには、まず重さが必要です。これは一般的な料理の情報であり、医療や食事に関するアドバイスではありません。
Plateが担当するのは、レシピの取り込みです。リンクや料理動画を共有したり、料理の写真を撮ったり、紙のカードをスキャンしたりすると、Plateが、材料とその分量の入った文章のレシピを、あなただけのレシピ帳に作ります。調理モードは人数に合わせて分量を変え、画面も点けたままにします。グラム数を決めるのはあなたなので、表を手元に置いておいてください。ほかの記事はPlateカテゴリにあります。

よくある質問
小麦粉1カップは何グラムですか?
USDA FoodData Centralによると、米国のオールパーパスフラワー1カップは約125 gです。強力粉は137 g、全粒粉は120 gです。日本の国民健康・栄養調査の表では、200 mLの日本のカップで、薄力粉は110 gとされています。
砂糖1カップは何グラムですか?
USDA FoodData Centralによると、米国のグラニュー糖1カップは200 gです。ブラウンシュガーは、押し込むと220 g、ふんわり入れると145 g、粉砂糖は、ふるわないと120 g、ふるうと100 gです。換算する前に、押し込むのかふるうのかを確認してください。
バター1カップは何グラムですか?
USDA FoodData Centralによると、米国のバター1カップは227 gです。USDAは、半カップにあたる1本を113 g、大さじ1を14.2 gとしています。つまり、バター1カップは2本分、227 gです。
米国のカップとメートル法のカップは同じですか?
同じではありませんが、近い量です。米国のカップは236.6 mL、メートル法のカップは250 mLで約6%大きく、NISTは、メートル法のカップは米国のカップとたいてい置き換えて使えると述べています。日本の200 mLのカップは、約15%小さくなります。
はじめてみましょう
いちばんよく焼くレシピを1つ選び、書かれたとおりに材料を計量して一度だけ重さを量り、カップの横にグラム数を書き留めましょう。PlateはApp Storeで無料で始められます。取り込めるものの全体像はPlateのページでご覧いただけます。


